60'sアラカン青森

青森の田舎で暮らす60年代生まれのアラカンおっちゃんのブログ

今年は弘前公園(弘前城)の桜まつりに行けました

前回の投稿は、弘前公園(弘前城)の桜が開花しましたよ、

という投稿でしたが、

あれから、また弘前公園へ行きまして、

満開のさくらを楽しんできました。

 

弘前城本丸の桜と天守閣

本丸は枝垂れ桜が多いです

 

昨年はコロナの感染拡大で開催中止となった弘前さくらまつり、

開花時は弘前城の門が閉じられるということもあって、

公園内の桜は一切見ることができず

楽しめたのは道路沿いの外濠の桜だけだったのです。

 

なので、去年は、外濠沿いの道路をクルマで走って、

窓からの桜を楽しむだけだったのでした。

 

今年もコロナ感染は続いているし、

というか今年の方が毎日感染者が出ているという点では

去年より状況は良くなかったのですが

開催者の判断で感染予防対策をして開催するということになりました。

 

それで、今年は2年ぶりに弘前さくらまつりに行ってきました。

 

園内を歩いてたっぷり2年分の観桜を楽しみましたw

 

弘前城北の郭の桜

北の郭の桜です

 

僕は平日に行ったのですが、

人出はやはり多くなくて、

例年の1割とか2割とかの人出にとどまっている感じでした。

 

こんなに人が少ないさくらまつりは初めてでした。

 

だけど、その分、ゆっくり桜を楽しめたという点もありました。

 

弘前公園のハート型の桜

ハート型の桜を見れるスポットも例年より人が少なかったです

 

飲食は限られた飲食スペースに限られて

宴会をする人たちもゼロでしたし、

人混みで舞い上がる土ぼこりもないですし、

園内での渋滞個所もなかったですし、

桜の花を楽しみたい人にとっては(幸い転じてじゃないけれど皮肉にも)最高のお花見になったかも。

 

こんなに、桜の花をゆっくりと堪能した弘前さくらまつりは初めてでした。

(たぶん、来年から賑やかな桜まつりに戻ると思うので、これで最後w)

 

以前は、僕も花より団子的でしたから

桜の花はおおざっぱに見ていただけでした。

ても、最近は、花を楽しめる歳になったのですw

というか、道端の花にも目が向くようになっていたりしますw

 

歳を取ると「花鳥風月」に興味を持つようになると言いますが

本当にそうですね。

 

古木の桜、今年も満開でした

 

今年の弘前さくらまつりは出店(露店)も出店されていたのですが

(例年の半分ほどの出店数だったとか)

買い物をしている人はあまりいまなくて商売的には厳しい感じでした。

 

食べ歩き禁止、飲食は限られた飲食スペースで、

となっているので、

どうしても買う動機がしぼんでしまうのですよね。

 

僕は観桜で園内を歩き回って疲れて一休みした時に、

露店のドーナツ屋さんでプレーンドーナツとアイスコーヒーを買って飲食しただけでした。

その時の飲食スペースにいた人の数もまばらでした。

 

一年の多くの収入をさくらまつりで

という露店の方もいらっしゃると聞きますから

そういう露店の人たちは2年連続で厳しい状態になっていると思います。

 

2021年弘前さくらまつりの出店・露店

弘前さくらまつりの出店・露店

そういう商売的なことでいえば、

観光に大きく依存している市内の宿泊業さん、

観光バス、タクシー関係も、

お土産屋さんも、飲食業さんも、

2年連続で厳しい状態だと思います。

 

弘前城西堀の春陽橋と桜の写真

弘前城西堀の春陽橋と桜

 

今年は、ゆっくりと観桜を楽しむことができた弘前さくらまつりで、

それはそれで個人的は楽しめましたが、

こういう弘前さくらまつりは今年だけでいいかな、

来年からはあの賑やかな弘前さくらまつりが戻ってきて欲しいなと思います。

 

多分、何年かしたら、

「あのときの桜まつりは、

コロナでガラガラの弘前さくらまつりだったんだよな」

と思い出話しになることでしょうw

 

弘前公園の花筏(桜の絨毯)の写真

散った桜の花びらでできる花筏(桜の絨毯)

 

弘前城本丸から見える岩木山の写真

弘前城本丸から見える岩木山