60'sアラカン青森

青森の田舎で暮らす60年代生まれのアラカンおっちゃんのブログ

手のひらサイズの小型携帯ラジオを熊よけ用&災害時用に購入

先日、手のひらサイズの携帯ラジオを購入しました。
山歩きの時の熊よけ用として購入しましたが、災害時にも情報収集用としても使えそうです。

 

手のひらに乗せた小型携帯ラジオ

 

今回は楽天市場のお店で購入しました。
1280円(税込)で送料無料でした。

a.r10.to

 

アマゾンでも同じような価格帯で小型携帯ラジオが販売されています。

 

今年の秋から森林公園や低山などの遊歩道をハイクorトレッキングをして、その後にアウトドアコーヒーを楽しむということを何度かしていたのですが、山の中でコーヒーを淹れて楽しむということは避けていました。山から下りてからコーヒーを楽しんでいました。

なぜなら熊が怖いからです。
こちら青森でも森林公園でさえも「熊に注意!」という看板は必ずと言っていいほど見かけますし、実際に周辺では熊が出て農作物の食害はもちろん人災もたまに起きていました。

ですが、ある森林公園の遊歩道をハイクしていた途中、森の中でお茶をしていた女性のハイカーの方(50~60代)を見かけたのです。
そこはけっこうな森の奥で、お一人で、遊歩道の脇に座れそうな場所を見つけて、耐熱ボトルに入れた暖かそうな飲み物(たぶんお茶)を飲んで、穏やかな表情を浮かべながら森と会話するかのような雰囲気で森林浴をされている感じで座っていたのでした。

「こんにちは」とだけ挨拶を交わして僕は歩みを先に進めましたが、彼女はどこかそこの森に慣れた感じで熊への恐れもなさそうに落ち着いた感じで座っていました。
そして、彼女は、ラジオをかけて(おそらく熊よけ)お茶をしていたのでした。

僕はその日その遊歩道を歩き始めてから誰ともすれ違いもせずに歩いてしましたから、(それに森林公園の駐車場には僕以外の車は駐車していませんでしたから)、今日、この時間にこの遊歩道を歩いているのは僕一人だろうと思って歩いていました。
そうしたら、ラジオの音が聞こえてきたのです。少し驚きながら、周りに目を凝らすと、遊歩道の前方の脇でお茶をしている女性が目に入ったのでした。

そのようないきさつはともかく、しばらく歩いてから「そうか! ラジオを鳴らして熊よけすれば森の中でもアウトドアコーヒーができるじゃん!」と気が付いたのです。

山の中で歩いているときはリュックに付けた熊よけ鈴が鳴って熊よけをしてまれます。
しかし、歩みを止めると熊よけ鈴は鳴りません。
なので森の中でアウトドアコーヒーをするとしたら、コーヒーを淹れながら途中途中で大きい声を出して「人間がここにいるよ! こっちへ来ないでね!」と知らせながらやらないといけないかな、だったらやらなくていいや、と思って、山歩きを終えてから駐車場近くに場所をみつけてコーヒーをしていたのです。

ラジオを鳴らせばいいんだと気が付いたときはラジオを買わなくても、スマホのアプリ「ラジコ」を使えばいいなと思いました。
でも、その後で気づいたのですが、山の中に入ると携帯の電波が届いていない場所も多々あるのですよね。

というわけで、「じゃ、携帯ラジオを買おうか」となったわけなんです。

アウトドアコーヒーの道具をリュックに入れて背負っていくことを考えると、リュックに入れる荷物の総量はなるべく軽くしたいわけです。なので携帯ラジオもなるべく小さくて軽いものにしようと思って探してみました。

それで見つけたのが今回購入した携帯ラジオでした。

メーカーは無名です。
というかパッケージにもラジオ本体にもメーカー名がありません。
でも携帯ラジオは簡単な部品をいくつか集めれば作れるでしょうから、別にメーカーは気にしなくていいかなと思いました。
念のため、この携帯ラジオを購入した方たちのレビューを読んでみましたが、ある程度良い評価が多かったのでオッケーだと思ってこれにしたのでした。

小型携帯ラジオのパッケージ写真

 

小型携帯ラジオのパッケージ裏写真

 

小型携帯ラジオとメガネで大きさを比較した写真

 

届いた携帯ラジオを開封して持ってみるととても軽いです。
ラジオに入れる単三電池2本の方が重いくらいです。
AM、FMの両方とワイドFMも受信できます。

チューニングはアナログです。
さっそく電池を入れてチューニングして鳴らしてみましたが、室内でもAM、FMの両方がバッチリ受信できました。

スピーカーから出る音もかなり大きくまで出ました。
静かな山の中なら50m・100m先の熊に気づいてもらえそうです。
ちなみに熊の聴覚はとても優れており特に高い音に敏感だそうです。

今年はもう雪が降り始めたので山に入る予定はありませんが、
(もしかしたらスノーシューハイクで入るかも? でも熊は冬眠しているはず)
来年、春になったらこの携帯ラジオを持って山の中で森コーヒーを楽しみたいなと思っています。


それでは、最後までお読みいただきまして、
どうもありがとうございました~!