60'sアラカン青森

青森の田舎で暮らす60年代生まれのアラカンおっちゃんのブログ

2020年暖冬あけ春、フキノトウが1ヶ月早く顔出し

フキノトウのイラスト

 

2020年冬は、日本全国が暖冬でした。

3月14日には東京で桜の開花宣言がされ、
史上最速の開花宣言だそうです。

そんな暖冬あけの青森の春、
なんと冬が明ける前、
2月23日には我が家(実家)の庭の一角で
フキノトウ」が1つ顔を出していたのです。

平年なら3月半ば過ぎくらいに、
ぽつりぽつりと顔を出すのです。
だから1ヶ月くらい早い芽吹きなのです。

 

フキノトウ 2020年2月23日

2020年2月23日 芽を出したフキノトウ

いつもの年なら、
2月23日頃というと
まだこの庭は50センチほどは積雪があるころです。

だから、フキノトウが芽を出すということは考えられないのです。

まだまだ、雪の下で芽吹きを待っている時期なのです。

それが、今シーズンの冬は
暖冬だけでなく少雪でもあっため
こんなに早くフキノトウが顔を出したのでしょう。

とはいえ、2月23日に顔を出したフキノトウはこのフキノトウ1個だけで、
その他のフキノトウも顔を手出したのは、
3月7日頃でした。

 

フキノトウ 2020年3月7日

2020年3月7日 他のフキノトウも芽を出した

 

それから一週間たつと、
さらに芽吹くフキノトウが増えていました。

 

フキノトウ 2020年3月14日

2020年3月14日 さらに増えた芽を出したフキノトウ

 

だけど、16日の未明にかけて雪が降って
せっかく春だと思って芽を出したフキノトウ
寒そうに雪に埋もれてました。

 

2020年3月16日 フキノトウ

2020年3月16日 雪に埋もれるフキノトウ

 

でも、この雪は濡れ雪ですぐに消えます。
平年でも3月中旬過ぎの雪はだいたいはすぐに消えるのです。

 

フキノトウの料理

ところで、フキノトウと言えば、
見る者に春を告げる植物というだけでなく、
フキノトウを食して春が来たことを感じるという位置づけでもあります。

我が家のフキノトウは、
母が知人から「秋田フキ」を頂いてきて
それを植えたのが始まりでした。

※「秋田フキ」とは、通常のふきより大きくなるふきです。


庭の一角の土を耕し植えたらしいです。

その秋田フキが根付いて
毎年、フキノトウが芽を出し、
その後に秋田フキが育ちます。

母は、毎年、フキノトウが芽を出すと収穫してきて
フキノトウの天ぷらを揚げたり、
フキノトウの味噌和えを作っていました。

 

フキノトウの天ぷら

写真ACよりフキノトウの天ぷら

 

今は亡き母ゆえ、
母が作ったフキノトウの天ぷらの写真がないので
フリー素材の写真ですが、
母が作ったものもこれとほぼ同じです。

ちょっと苦みがあって、
好きな人は癖になる味です。

僕もフキノトウの天ぷらは好きなのですが
食べすぎると下痢をするので食べすぎに注意して食べます。

 

フキノトウの味噌和え

写真ACより フキノトウの味噌和え

 

これもフリー素材ですが、
母が作ってくれていたものとほぼ同じです。

僕が住んでいる地元・青森の津軽地方では
フキノトウのことをバッケとも言います。

そして、フキノトウの味噌和えのことを
「バッケ味噌」と言います。

僕は、フキノトウの天ぷらよりは、
この「バッケ味噌」の方が好物なのです。

ご飯にのせて食べるといくらでもご飯がいけちゃいます。

いかの塩辛、たらこ、明太子、筋子とかのように
ご飯のおともに最高なのです。

お茶漬けにしてもメチャ美味しいです。

「バッケ味噌」もまた、
ちょっと苦味があるところが良くて
癖になる美味しさです。

「バッケ味噌」もまた、
食べすぎると僕は下痢するのでセーブしながら食べるのです。

フキノトウもそうですが
春の山菜と言われるものは、
解毒作用があり冬の間に腸に貯まった毒素を排除してくれるといいますから
お腹が弱い人は下痢をする人もいるようです。

なので、僕のようにお腹が弱い人は
フキノトウ料理を食べるときは、
下痢に注意が必要です。

でも、分かっていながら、
ついつい食べ過ぎて下痢になってしまうのですが(^^;

久しぶりに「バッケ味噌」が食べたくなりました。

母の味は再現できないと思うけれど
実家からフキノトウを採ってきて
自分で作ってみようかな。

でも、母からレシピは聞いてないのです…


だけど、調べてみたら
フキノトウ味噌和え(ふき味噌)のレシピについては、
クックパッド
白ごはん.com、
クラシル、
楽天レシピ、
などでもご紹介されているのです。

チャレンジしてみようかな。