60'sアラカン青森

青森の田舎で暮らす60年代生まれのアラカンおっちゃんのブログ

2020年東京オリンピック・パラリンピックは延期がいいかと

2020東京五輪は延期がいいかと

 

 

これは青森の田舎に住むアラカンおっちゃんの私見です。

僕は、2020年東京オリンピック・パラリンピックは来年か再来年に延期するのが良いと思うのです。

 

現在の日本と海外の新型コロナウィルスの流行状況を考えると、

少なくとも今年中の開催は無理だと思うのです。

 

秋に延期したとしても、

おそらく新型コロナウィルスは終息していないだろうし、

秋までに効果的なワクチンも薬も開発されていないだろうし。

 

ならば、来年か再来年になれば

新型コロナウィルスの流行はある程度終息しているだろうし、

 

ワクチンや薬が開発されていれば、

今ほどには新型コロナウィルスを恐れることもなくなるだろうし、

 

そうなれば、日本の人たちも海外の人たちも、

安心してオリンピック・パラリンピックを楽しめると思うのです。

 

ウイルスとワクチンのイメージ

 

しかし、今朝のニュースで、

新型コロナウィルスの流行がヨーロッパやアメリカでも拡大する中、

昨晩、G7のテレビ会議が行われ、

その場で、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催については

「完全な形での開催」に向け、G7首脳から支持と連帯が示された

と菅官房長官が発表していました。

 

この発表をワイドショーなどでも取り上げて、

これは今年予定通り開催するということなのか、

来年あるいは再来年に延期することなのか、

と、両方の推測がされていました。

 

 

総理も、菅官房長官も、橋本五輪相も、

予定通り今年の開催ら向けて準備を進めていく

という発言をしていて、

今のところ延期という見方は一切見せていません。

 

しかし、「完全な形での開催」ということであれば、

世界から各国を代表するアスリートたちを呼び、

世界からの観客を受け入れて、

いつものオリンピック・パラリンピックと変わらない開催となることですから

それならば、完全終息に近い状況になっている必要があります。

 

だけど、

2020東京五輪開催の7月末頃までは

あと4ヶ月しかないのです。

 

今の時点で、

新型コロナウィルスの流行について、

日本はまだピークを過ぎているのかどうかも分かっていません。

ヨーロッパ各国もアメリカもピークはこれからです。

アフリカや南米は、もしかしたらこれから感染が広がっていくのかもしれません。

 

こういう状況なのだから

7月末までに終息しているとはとても思えないです。

 

7月末に五輪が開幕なので、

各国の選手達が日本にやってきて事前キャンプとかをやるでしょうから、

そういうことを考えると5月末頃までには終息していて

海外の選手を安心・安全に向かい入れる状況になっている必要があります。

 

ということは、今は3月中旬なので、

5月末までは2ヶ月ほどしかないのです。

 

それまでに、終息しているとはとても思えないのです。

 

中国の武漢は1月に入ったころに感染か広がり、

封じ込めのために封鎖状態にし、

最近になって終息が視野に入ってきたと言われています。

 

ということは、武漢は、完全封鎖状態にしても

2ヶ月半ほどはかかったわけです。

 

ヨーロッパ、アメリカは

先週あたりから感染が広がりましたから、

武漢の終息までの2ヶ月半を当てはめると

ヨーロッパ・アメリカの終息が見えるのは5月末頃ということになります。

 

もしそうだとしても、

そこから、「さあ、オリンピック・パラリンピックだ」

と世界の人たちは気持ちを切り替えることができるのでしょうか。

 

五輪が開催されたとして、

オリンピック・パラリンピックを祝福できるでしょうか。

世界の人たちは、アスリートたちといっしょに、喜びや悔しさを分かち合えるでしょうか。

アスリートたちの活躍にワクワク心を躍らせることができるでしょうか。

 

そんなことをつらつらと考えてみると

やはり僕的には来年か再来年に延期するのがベストだと思うのですよね。

 

新聞とかの世論調査でも、

7割~8割の人たちが延期を望んでいるようですし。

 

政府や五輪組織委員会などにいる責任ある人たちは、

延期が既定路線になりつつあるとなっているとしてもまだ言えない理由があるのかもしれませんが、

こういうことは早く発表した方がいいと思うのですよね。

 

その方が我々もアスリートの人たちも

気持ちを早く切り替えられていいと思うのです。

 

東京五輪のイメージイラスト

 

それにしても、どういう理由、政治的力学とかがあって、

なかなか延期を発表できないでいるのでしょう。

 

もしかして、

本当に今年の開催に向いてる?

あるいは中止しようとしてる?

 

そんなことはないと思うのですがね。

 

かすかに記憶に残る1964年の聖火リレー

 

聖火リレーのイメージイラスト

 

僕の実家は国道7号線近くにあり、

1964年の東京五輪聖火リレーが

目の前を走って行ったのでした。

 

とはいえ、その記憶は、

ほんの微かでうっすらとした記憶なのですがね。

 

なにせ1964年は僕がまだ3歳の時で

誰かに連れられて国道沿いまで行って

聖火を持ったランナーが走り去っていく、

そういう記憶が断片的にうっすらとだけあります。

 

あと、聖火から出る煙が空に向けて漂っている

そういう記憶も白黒写真のような色合いで記憶に残っています。

 

でも、この聖火の煙は、後に写真かフィルムで見たのを

自分の記憶と勘違いしているのかもしれません。

 

2020年五輪の聖火リレーは3月26日に福島をスタートする予定です。

 

もし東京五輪が延期ならば、聖火リレーが始まる前に延期を発表するのがいいと思うのですがね。

 

最後に記事と全然関係ありませんが、
2020年3月17日 今日の岩木山の写真です。

2020年3月17日の岩木山

2020年3月17日の岩木山