僕が使っている包丁は
6年ほど前にイオンで買った
両刃のステンレス包丁です。
確か1480円とか1980円で買ったと思います。
だから、それほどいい包丁ではありません。
6年使って初めて研ぎます。
実家からサーモンの刺身を貰ってきて、
いざ切ろうとしたら、切れなくて、
押しつぶして切ったみたいになったのです。
キャベツとか野菜を切る分には、
それでも事足りていたのでした。
なので、サーモンの刺身を切って
その切れ味の悪さに驚いて、
これは包丁を研がないと!
と思ったわけです。
うちの亡くなった父親は、
包丁が切れなくなると、
砥石で器用に研いでいたものですが、
惜しいことに、生前に研ぎ方を教えてもらうことがなかったのでした。
なので、砥石はあるけれど、
研ぎ方を知らないのです。
父親が包丁を研いでいる姿を小さなころは見ていたので
研ぎ方はなんとなくわかります。
砥石と包丁に水をつけて
指の平らをこういう具合にあてて研ぐ、
とかは見ていたので映像としては記憶しているのです。
しかし、砥石に包丁の刃をどれくらいの角度であてて研ぐとか、
見た感じどれくらいで研ぐことができた、これで切れるようなったと判断するとか、
残念ながら教えてもらわなかったのです。
今にして思えは、
教えてもらっておけばよかったと後悔があります。
そういう思いは別として、
今は、包丁研ぎ器というものがあって、
誰でも簡単に研げるということは知っています。
ということで、
スーパーかホームセンターで包丁研ぎ器を買ってこう
と思ったのですが、
その前に、もしかして100均でも売ってるのじゃ?
と思いついたのです。
最近は、100均でいろいろと売っていることを知り始めて、
何か買う必要があれば、とくに日用品とかだと、
もしかして100均で売ってるのでは?
と思うようにしているのです。
で、ネットで調べてみました。
「100均 砥石」で。
やっぱりありました。
ということで、翌日、
近くのセリアへ行ってきました。
ズバリ「砥石」そのものや、
「ハンディーシャープナー」というやつや
僕が探していた「包丁研ぎ器」が並んでいました。
「包丁研ぎ器」は2種類おいていて、
どちらを買えばいいのか迷ったので、
どちらとも買ってきました(^^;
100円だし、1つハズレだとしても、
もう一つがちゃんと使えればいいし、
と思って。
左側のマグネット付きの方は、
磁石が付いているので冷蔵庫とかにくっつけておけるし、
ステンレス製包丁だけでなく、鋼製包丁も研げるとのことです。
パッケージ裏側には研ぎ方などが書かれています。
研ぎ方は簡単で
手前側に5回~10回引いてくださいとのこと。
刃を少し水で濡らして研ぐとより効果的とのことです。
右側の研ぎ器はよりシンプルな作りになっています。
裏側に使用方法として研ぎ方が書いています。
包丁の刃先に水を付けて
手前側に数回引いて研いでくださいと書いています。
こちらの研ぎ器は、
ステンレス製包丁専用と記載されています。
僕は、とりあえず、
このシンプルな方の包丁研ぎ器で研いでみようと思いました。
これが、僕が6年間使って
切れ味が悪くなっているステンレス製包丁です。
刃の部分を大きく写してみるとこんな感じです。
こんな感じに
包丁研ぎ器に水で濡らした包丁を
垂直にセットして
手前側に引きました。
数回引いてくださいと書いてありましたが、
念入りにと思い10回引きました。
研いだ後の包丁の写真です。
ビフォーアフターで並べてみると
見た目の変化はほとんど無し。
どうなんだろうと思い、
冷蔵庫にあったキャベツを切ってみたら、
前よりスムーズに切れます。
頂いたリンゴがあったので
リンゴの皮をむいてみましたが、
それなりにスムーズにむけました。
それから、包丁の切れ味を見せる方法として、
テレビとかで一枚の紙を包丁で切ってみせるというのを思い出したので、
それを研いだ包丁でやってみました。
ルーズリーフを一枚取り出して切ってみました。
スパッときれいに切れることはありませんでしたが、
それなりに切れはしました。
この写真じゃわかりづらいかも?
以上ですが、
100均で買ってきた包丁研ぎ器(砥石)でも
ある程度の切れ味は復活しますよ、
ということが分かりました。
僕が使うには十分に研げました。
切れなくなったら
また研ぎ器で研いで使えばいいし、
当分はこの包丁を使い続けられそうです。