60'sアラカン青森

青森の田舎で暮らす60年代生まれのアラカンおっちゃんのブログ

田舎のおっちゃん的には「消費税ゼロに引き下げ」へ賛同したい!

緊急経済対策は消費税ゼロ%に!

 

新型コロナウィルスの感染拡大で冷え込んでいる日本経済、

この救済策としていくつかの案がテレビでも取り上げられて議論されていました。

 

緊急経済対策として挙げられているのは

  • 給付金として現金の給付(1.2万円、5万円、10万円、20万円と給付金額はいろいろ)
  • 期限付き商品券の配布
  • キャッシュレス還元の延長
  • 消費税の一時的な減税(5%または0%へ引き下げ

これらを単独、または複合で実施することが検討されているみたいでした。

 

 

まず、田舎のおっちゃんとしてこの対策は必要ないかもと思うのは

キャッシュレス還元の延長です。

 

僕は、スマホ決済は使っていませんが、

クレジットカードと電子マネー(楽天EdyWAONnanaco)を使っています。

だけど、僕の周りの僕より上の世代の人、

特に70代、80代の人たちは、

キャッシュレスでの支払いをしている人は少数派なのです。

つまり、キャッシュレスで得られる還元を得ている人は少ないのです。

これって、不公平極まりないと思うのです。

 

また、僕自身はキャッシュレスをそれなりに使ってはいますが、

田舎の商店や飲食店はキャッシュレス還元業者として登録しているお店は少ないですし、

普段、買い物をするスーパードラッグストア、ホームセンターは、

地方であれ、進出しているのは大手であり中小ではないので、5%還元はされないのです。

 

なので、僕なんか、5%還元で得ているのはコンビニで買い物をするときくらいです。

コンビニで買い物するものなんて飲み物とかちょっとしたお菓子くらいですから、買い物額は数百円程度です。還元される額なんてたかが知れています。

 

このよに、田舎に住んでいるとキャッシュレス5%還元の恩恵なんてほぼ得ていないに等しいのです。

 

こんな不公平な還元制度なんて田舎暮らしをしている者からすると延長なんてしなくていいです。

 

 

次に期限付き商品券の配布ですが、

毎年、地域振興券として、1万円で1万1000円分の商品券を購入できる制度を

地元の商工会議所などが主催して販売し、

僕は毎年、購入して使わせていただいていますが、

これまた自治体によっては使えるお店が少ないとか限られているとかで

使い勝手があまり良くない自治体もあるのです。

 

もし、期限付き商品券の配布をするのだとしても、

ある程度の広範囲の地域で使えるようにするとかしないといけないと思います。

 

ただ、僕が個人的に思うには、

僕の商品券の使い方を振り返って思えば

期限付きの商品券を配ったところで、

現金の代わりに商品券を使うだけにとどまり、

普段以上に買い物をするような、

消費を刺激するという効果はないのではないかと思うのです。

 

それに、商品券を配るよりは現金を配った方が断然使いやすいし、

という思いもあります。

 

 

で、現金給付ですが、

仕事の激減や解雇で収入を失った、

学校の休校に伴ってパートを休まなければならなくて収入が減った、

という声をテレビなどで耳にしますので、

こういう人たちのためには現金給付は必須だと思います。

 

1.2万円や2万円を全国民に一律に給付する案が出ているようですが、

そんな小さな額で本当に困っている人の助けには足りなさすぎますし、

一方で、お金に困っていない富裕層の人たちにまで配る必要はないと思うのです。

 

あと、新型コロナウィルス拡大で巣ごもり消費が増加していることで、

アマゾンや楽天市場などでのネットでの売り上げは大幅に増加しているということですので

こういう企業に勤めている人たちは給与が減るわけではないですし、

もしかしたらボーナスが大幅プラスにあるかもしれない人たちです。

こういう人たちに現金給付する必要はないと思うのです。

 

なので今回の新型コロナウィルスによって

大幅に収入を減らしている人たちには

20万円とかは給付する必要があると思うのです。

 

ただ、そういう人たちに限定して給付するというのは、

対象の選別とか、給付にあたっての手続きとか、なんだかんだを考えると、

全国民一律に○○円をという方が簡単だしスピード感をもって実施できるのでしょう。

 

そういうことを分かったうえでも、

1万円とか2万円の給付ならインパクトは小さいだろうなと思うのです。

 

 

で、僕が最良だと思うのは消費税をゼロにするということです。

 

現金給付をした上で今困っている人の家計を支え、

さらに、消費税ゼロで消費を喚起することで経済の回復を促せると思うのです。

 

自分の消費を振り返ってみても、

消費税がゼロになれば普段の買い物の重税感がなくなって、

いつもより消費が増えますし、

買う商品もワンランク上の商品を選ぶという消費行動も十分に考えられます。

 

もし1年限定で消費税ゼロなら、

家電の買い替えを考えますし、

消費税ゼロのうちに住宅のリフォームしておけ、住宅を買っちゃおうという人は増えるし、

自動車を買い替える人も増えるだろうし、

投資として金地金を買っておこうかと考える人も増えるだろうし、

「消費税ゼロのこの限られた1年で買っておけ!」

と消費が急拡大するのは経済学者でない田舎のおっちゃんでもイメージできます。

 

 

まあ、その後に、反動で消費がある程度落ち込むでしょうけれど。

 

このまま、ずるずると日本経済が沈んでいくよりはよっぽどマシだと思うのです。

 

物が売れれば企業の業績も回復し

落ちた株価も上がるでしょうし。

 

あと、株価のことを考えれば、

株の売却で出た利益にかかる税金を20%から一時的に減税するとかしてもいいのでは。

そうすれば、株式市場へお金が戻ってくるかもしれません。

そして、株価が上がることに寄与するかもしれません。

 

僕は株式の購入はしていませんが

投資信託の積み立て購入で間接的に株を購入していることになりますが、

投資信託の売却益にかかる20%の税金を期限付きで10%とかゼロ%にするというのも、

投資信託を通してのむ株購入を増やすことになるのではないかと思います。

 

 

以上、青森の田舎で暮らすおっちゃんが、

つたないことをあれやこれやと書いてみました。

 

 

新型コロナウィルス、早く、収束・終息してくれることを願います!