先日、知人宅へお盆の挨拶にうかがったら、
タバコの値段が増税に伴って値上げされると嘆いていました。
今年、2020年の10月1日にどの銘柄も50円ほど値上げされるらしく、
1箱550円くらいになるんだよ、そろそろ本気で禁煙しようかな、
と嘆いていました。
僕は2年前の6月に禁煙外来で禁煙に成功していて、
その時の話を、また話してあげました。
以前にも、禁煙外来の経験談を話したことがあるのです。
その話をまた聞きたいようだったので話したのでした。
自宅へ帰ってタバコ増税値上げについてネットで調べてみましたら、
僕が禁煙前まで吸っていた「メビウス(旧マイルドセブン)」が490円→540円に、
その前に吸っていた「セブンスター」が510円→560円に、
と値上げされるらしいです。
増税に伴う値上げということらしく、
タバコは税収を上げたいときに真っ先の対象となるというか
狙い撃ちされるような印象があり、
タバコを吸う人がちょっとかわいそうに感じます。
愛煙家は普段から肩身の狭い思いをしているのに、
さらに増税で高い値段でタバコを買わなければいけないことになるのですからね。
僕は既に禁煙しているとはいえ、
こういう状況に少し同情してしまいます。
僕は禁煙前にメビウスを1日30本前後吸っていました。
2020年10月1日には1箱20本入り540円ですから、
もし今でもタバコを吸っているとすれば、
1日のタバコ代が540円×1.5箱=810円になります。
ということは、
1ヶ月のタバコ代は
810円×30日=24,300円になっちゃいます。
1ヶ月にタバコ代に24,300円なら、
12ヶ月=1年で29万1600円です。
10年なら291万600円です。
こういう計算をすると、
いかにタバコ代としてお多くの金を使っているか分かって、
なんかもったいないな、
このお金、他のことに使いたいな、
と思えてきます。
1ヶ月24,300円で、10年で約291万円なら、
このお金で、例えば自動車を買うなら
ホンダの「ヴェゼル」や「フリード」のローン支払いにして乗れます。
自動車に興味がない人は
例えば、12ヶ月で約29万円をタバコ代に使うより、
29万円でどこか国内旅行とか海外旅行へ行くとかもできます。
あるいは、1ヶ月24,300円かかるタバコ代を
美味しいものを食べるお金に使うのもいいです。
1ヶ月に1回、ちょっと高級で贅沢な食事をするようにするとか。
健康にも良くないタバコにお金を使うよりは、
こういうことにお金を使った方が断然いいよな~、
と思えたら禁煙してみるチャンスです。
2020年10月の増税に伴うタバコの値上げという機会を
禁煙にチャレンジする機会にしてみるといいかもです。
自分一人だけでの意思で禁煙できそうもないという人は、
僕みたいに禁煙外来でチャレンジしてみるのもおすすめです。
定期的に病院へ行くことになるので
自分一人の意思で頑張る禁煙よりは
頑張れるし禁煙成功率も高くなると思います。
昨今、愛煙家には厳しい状況で
タバコを吸う場所を探すのに苦労する、
という気苦労をしていると思います。
また、家を出る時も、
タバコの火をちゃんと消したか気になって
玄関を出てからまた戻ってみる、
という気苦労もしているとも思います。
(僕だけ? (^^;)
こういう気苦労から解放されるのも
禁煙のメリットの一つでもあります。
僕は、家を出る時に
玄関のカギをしたか複数回チェックしないと安心できない質なので、
タバコを吸っていた頃は
外出時にタバコの火をちゃんと消したか
とにかく気になって仕方がなかったのです。
その心配というか、気苦労が、禁煙でなくなったのは
禁煙して良かったことの一つでもあります。
玄関を出て、
えーっ、タバコの火、ちゃんと水掛けて消したっけ?
と気になって戻ることはなくなりましたから(^^;
僕は嫌煙家ではないですし、
隣でタバコを吸う人がいてもかまわないですし、
(ときどき他人のタバコの煙で頭痛はするけれど)
愛煙家の人で元気に90歳過ぎまで生きていた人も身近にいました。
それでも、
もし、できれば禁煙したいんだよな
と思っているのでしたら
今度のタバコ増税と値上げ時を良い機会として
禁煙にチャレンジしてみては、
と禁煙をおすすめしたいです。
禁煙した方が健康にも良いだろうし、
使えるお小遣いも増えるのですから(^^