私が住む青森県の津軽地方(青森県のだいたい左半分が津軽地方です)では、
りんごの一大生産地ということもあり、
りんご農家でないお家でもりんごを買うことは少なくて、
基本的には「りんごは購入するものでなく、お裾分けで頂くもの」、
という認識が一般的です。
我が家でも普段食べるりんごはほぼ買ったことはありません。
(県外に住む親戚やお知り合いに送る贈答用のりんごは購入しますが)
隣近所のりんご農家さんや、
知り合いのりんご農家さんから、
市場に出すりんごを選別して残った訳ありリンゴ、
(つる割れ、着色不良、キズがついたもの、生育不良の小玉のものなど)、
を毎年けっこう頂くのです。
食べきれないほど頂いた場合は、
りんご農家さんからお裾分けをされる機会が少ない親戚や知り合いに
さらにお裾分けをします。
そうやってりんごが地域全体に行き渡るので、
「りんごは購入するものでなく、お裾分けで頂くもの」
という認識が一般的になっています。
しかし、今まで毎年りんごをお裾分けして頂いていた
近所のりんご農家さんや親戚のりんご農家さんが
ここ5年くらいの間に次々に離農されています。
我が家のお隣さん、お向かいさんもりんご農家さんでしたが、
今では離農してしまいました。
例えば、子供さんがりんご農家を継がないので、
高齢で身体が言うことを聞かなくなったなどの理由から、
所有していたりんご園を売ったり、
売れない場合はりんごの木を伐採してしまって、
りんご栽培をやめるりんご農家さんが増えているのです。
その一方で、離農されるりんご園を買って
大規模りんご農園の営農をはじめる会社も現れ始めていますので、
そういう方々の活躍で一大りんご産地が維持されることを期待したいです。
で、ご近所のりんご農家さんや知り合いのりんご農家さんの離農が増えていることもあり、
今年はりんごのお裾分けをあまり頂いていません。
何度か少しずつ頂いたのですが、それも先日なくなってしまいました。
(メインの品種である「ふじ」の選果が終わるこれから数軒のりんご農家さんから木箱1箱単位で頂くかもしれませんが。もちろん何かしかの形でお返しはします。)
私は、便通が良くなることもあり、
毎晩、晩ご飯の後にりんごを食べています。
(あまり食べると軟便・下痢になるので食べる量は少ないです)
りんごを食べないと排便の後のお腹がどうもスッキリしないことが多いのです。
そこで、便通のためにりんごを食べたく、
実家へ行く道の途中にあるりんご農家さんが
今年の夏ごろに始めた無人販売店があるので
そこへりんごを買いに行ってみることにしました。
(りんご収獲の前の季節には、自家栽培の野菜などが売られていました。トマトやズッキーニやキュウリとか)
りんごは一袋200円で販売されていました。
・普通の大きさが2個で200円。
・小玉は4個で200円。
・贈答用と同じ品質のりんごは1個で200円。
リンゴジュースは1本500円です。
お金はここに入れます。
リンゴジュースは、「王林」と「ジョナゴールド」が置いてありました。
私は、一度に食べる量が少なくていいので小玉4個で200円の方を購入しました。
この小玉でも私の場合は、1度に食べる量は1/4くらいです。
(普通の大きさだと1/8くらいです)
それ以上食べるとたぶん軟便・下痢になるので。
私が購入した一袋小玉4個入りのりんごです。
小さくても味は変わらず美味しかったです。
品種はおそらくサンフジ(袋をかけないで栽培するフジ)だと思います。
りんごは好きな果物なので
もし下痢をしなければ、
これくらいの小玉だと1個食べてしまいたいくらいです。
ところで、こういう小玉のりんごって
あまりスーパーなどで売られていないですよね。
以前に小玉のりんごはあまり流通に乗らないのだと聞いたことがあります。
個人的にはこれくらいの小玉の方が
食べきりサイズとしてちょうどいいと思うのですが、
流通に乗らない何かしかの理由があるのでしょうね。
今後も、もし食べるりんごがなくなったら
ここの無人販売店でまた購入したいと思います。
以上、普段はりんごを買うことがない青森県の津軽地方の人間が
りんご農家さんの無人販売店でりんごを購入したお話でした。
それでは、最後までお読みいただきまして
どうもありがとうございました~