昨日、日経新聞に載っていたのですが
日産のEV(電気自動車)軽自動車「サクラ」がとても売れているらしいです。
受注開始から3週間で1万1千台の注文が入っているということです。
この1万1千台という数字がどれくらいの数字かというと
日本国内のEV乗用車の年間新車販売台数がここ数年は2万台強とのこと。
つまり日産サクラは受注開始3週間で既にその半分を超えたことになるのです。
それだけ売れているということなのです。
日産サクラは補助金を使うと180万円を下回るということです。
そういうお手頃感もまた受注を増やしている理由の一つでしょうね。
松たか子さん出演のCMで見ましたが、
サクラは自動車のルックス(外観)もいいですし、
エコ意識が高まっている中、
そして自動車のEVシフトが言われている中、
200万円以内で買えるのなら買ってみようかと思う人が多いのは良く分かります。
サクラを注文している層としては
・複数台所有する人が多い
・50代以上の割合が71%と年齢の高い人に人気
ということです。
複数台所有のうち一台はEVにしてみようかと思うのも分かります。
「時代はEVだしね、今、買い物に行くように使っているクルマをEVにしてみるか」
という感じで。
50代以上の人が多いというのは、
ハイブリッドが普及するときも
プリウス購入者は年齢が高い層の人たちからだった記憶があります。
年齢が高くなると社会意識が高くなりますし、
よってエコ意識も高く、
環境に良いものを選択しますし。
三菱自動車の軽EV「eKクロスEV」も売れているそうです
日産は軽自動車の「デイズ」を
三菱自動車の「eKクロス」と台車などを共有して生産していますが、
今回のEV軽自動車も日産の「サクラ」と
三菱自動車の軽EV「eKクロスEV」は台車など大部分を共有しているそうで、
三菱自動車の水島製作所で生産されているそうです。
日産の「サクラ」と同様に
三菱自動車の「eKクロスEV」も受注が約3400台と好調のようで、
月間販売目標台数の850台の約4倍となっているそうです。
日本のEV(電気自動車)の普及は
軽自動車がリードしていくと言うカタチになるのかも?
ちなみに、ダイハツ、スズキは、
2025年度までに軽EVを発売する計画とのことです。
でも、日産「サクラ」と三菱自動車「eKクロスEV」の好調さを見て
販売計画を前倒しで検討するのではないでしょうか。
日本の電気自動車の普及は軽自動車からかも?
国内新車販売の4割は軽自動車ということですので
EV普及を軽自動車が引っ張っていくというのも想像できなくないです。
遠出が少なくなり、自動車は街乗りで買い物が中心になっていくシニア世代は
僕の周りでも軽自動車に乗り換える人が多いです。
電気自動車の弱点と言われてきた一回の充電での航続距離の短さも、
買い物などの街乗り中心でしたらあまり心配いらないですし、
そういう人たちは電気自動車に移行しやすいですよね。
だから日産の軽EV「サクラ」も50代以上の人の注文が多いのかもしれませんね。
僕も次に乗り換える時は軽自動車にしようかなと思っています。
どうしてかというと、
アウトドアで山の方へ行ったときに少し道幅が狭くなったりして
これ以上先には行けないなとあきらめる時があったりします。
そんな時、「軽自動車ならこの先も行けるのにな」、と思うことがままあるのです。
そして、次に買う自動車は、軽自動車にしよう、
できれば足回りが強いのに、
と思うのです。
EVの軽自動車にするかは別として。
それに、今の軽自動車は車内空間も広くて快適なんですよね。
この前もクルマの定期点検の時の代車でホンダのn-oneに乗ったのですが、
車内空間も内装も乗り心地も申し分なかったのです。
最後に
話を日産のEV軽自動車「サクラ」に戻しますが、
販売開始は明日の6月16日、
予約受注が既に1万1千台、
だけれど、納期はだいぶ遅れそうとのことです。
半導体不足と上海都市封鎖による部品供給網の混乱で
「部品の状況が見えない」のだそうです。
自動車は全メーカー、すべての車種で、
納期が大幅に遅れている状況が続いているみたいですからね。
それでは、最後までお読みいただき、
どうもありがとうございました!