60'sアラカン青森

青森の田舎で暮らす60年代生まれのアラカンおっちゃんのブログ

禁煙2年目にして他人のタバコの煙で頭痛を経験 禁煙は禁煙外来で成功しました

禁煙2年目にして他人のタバコの煙で頭痛を経験のタイトル画像

 

僕は2018年5月から禁煙外来で禁煙に成功し、

以来、タバコを吸わずに過ごしています。

 

自分が禁煙したからと言って、

他の人が近くでタバコを吸っていても別に気になりませんし、

飲食店で誰かがタバコを吸っていてもあまり気になりませんし、

誰かが近くでタバコを吸っていても頭が痛くなるということはなかったのです。

 

それが、先日、

知り合いのお宅で昼食をご馳走になり、

食後にその知り合いがいつものようにタバコを吸ったのですが、

間もなく、僕の頭が頭痛を感じ始めたのです。

 

おそらく、知り合いが吸い始めたタバコの煙を

僕が吸い込んだためかと思います。

 

いわゆる、受動喫煙というやつです。

 

しかし、最初は、なぜ頭痛しだしたのか分かりませんでした。

 

今まで、受動喫煙で頭が痛くなったことはなかったからです。

 

禁煙後はもちろんですが、

人生でタバコを吸い始める前、

二十歳前にも他人のタバコの煙で頭が痛くなったことはなかったからです。

 

昔は喫煙者が多くて、

大人の男の人はほぼ全員喫煙していました。

そういう時代に、自宅に親戚が集まって宴会をすると、

家の中はタバコの煙でももくしていたものです。

その時にも、少年の僕はタバコの煙で頭が痛くなることはなかったのです。

 

だから、先日、禁煙2年目にして、

近くでタバコを吸う人の煙で頭が痛くなるという経験をしたのだけれど、

しばらくの間は、タバコの受動喫煙で頭が痛くなっていることに気が付かなかったのです。

 

だから、その時は、頭痛の原因が受動喫煙とはまだ分からなかったのですが、

約2週間後に、再び、同じ人にお昼ご飯をご馳走して頂けることになって行って、

食後に、その知り合いがタバコを吸うと、

また、僕の頭が痛くなり始めたのです。

 

このとき、はじめて、

もしかしてタバコの受動喫煙で頭痛がしている?

と気づいたのです。

 

前回も、今回も、

食後のおしゃべりも終えて、

クルマで自宅に帰る間に頭痛は消えたのです。

 

それで、ああ、あの頭痛は受動喫煙による頭痛だったんだ、

と確信できたのでした。

 

他人のタバコの煙で頭が痛くなる

という人の気持ちがはじめてわかりました。

 

確かにこういう頭痛を起こすのなら

飲食店とかの公共の場を禁煙にしてほしい

という人の気持ちは分からなくはないな、

と思うようになりました。

 

以前なら、そういう人たちを禁煙ファシスト的に思うようなところがあったのです。

 

僕は禁煙したけれど、

吸いたい人は吸っていても全然かまわないし、

タバコを吸いたい人の場所を失くしてしまうのは行き過ぎじゃないか、

と思うところが強かったのです。

吸いたい人の居場所もある程度残してあげてもいいのに、と。

 

そういう、タバコを吸いたい人の場を残してあげようよ、

という気持ちもあると同時に、

ファシスト的に禁煙を主張する人の気持ちも分からなくはないな、

とも今回の受動喫煙による頭痛で分かるようにもなりました。

 

このように、僕は、禁煙して2年ほどたつ今年の5月に、

受動喫煙による頭痛をはじめて経験したわけですが、

僕が禁煙成功した禁煙方法は禁煙外来です。

 

ここから、僕が受けた禁煙外来について、

軽くご紹介したいと思います。

禁煙したいと思っている人は参考にして頂けるかもです。

 

僕が受診した禁煙外来

禁煙外来のイメージイラスト

 

僕が禁煙してみようかと思ったのは、

禁煙外来に行く3・4年ほど前からだろうか。

 

禁煙の本を買って読んでみたり、

1日30本吸っていたタバコの本数を10本前後に減らしたりと、

禁煙へのチャレンジは何度かしてみていたのです。

 

十二指腸潰瘍を2度やっていることもあり、

かかりつけの内科医の先生にも

かなり前からタバコをやめることを勧められてもいました。

 

でも、一時的に本数は減らすことができても、

またいつしか元の本数に戻ってしまう、

ということを2度・3度と繰り返していました。

 

たぶん僕は禁煙できないだろうな、

と心のどこかで思い続けていて、

禁煙しようと決意できずにいたのだと思います。

 

それが、2018年の5月に、

なぜか、ふと、禁煙外来に行ってみよう

と思い立ったのです。

 

今でも、なぜ、あの時に、

禁煙外来に行こうと思い立ったのが分からないところがありますし、

禁煙できている自分を不思議に思うこともあるくらいなのです。

 

禁煙外来に行って禁煙するぞ!

という強い決意というものはなくて、

ふと、なんとなく、禁煙外来に行ってみようかな、

と思って行ったのです。

 

何かに導かれるように、

と言ってもいいくらいに

自分の決意と言うものは無しにだったのです。

 

そして、5月末頃になって、

かかりつけ医の内科の先生に、

禁煙外来を受診したいことを伝えて、

禁煙チャレンジのスタートをしました。

 

ちなみに、そこの内科の医院内には、

禁煙外来のポスターが貼られていて、

禁煙外来を行っている内科医さんでした。

全ての内科医で禁煙外来を受け付けているわけではなさそうですので、

禁煙外来を受けたい方はあらかじめ行こうと思う内科医さんへ電話で尋ねておくといいと思います。

 

禁煙外来で渡されるのは、

「チャンピックス」という禁煙の処方薬と

「禁煙手帳」です。

チャンピックスと禁煙手帳の写真

 

チャンピックスを毎日決められた量を飲み、

禁煙手帳に毎日記入していきます。

 

僕が飲んだチャンピックスのパッケージ写真

僕が飲んだチャンピックス

 

僕の禁煙手帳の写真

僕の禁煙手帳 毎日記入していました

 

チャンピックスは12週間飲み続けます

12週間ですから約3ヶ月です。

 

初回と合わせて5回の受診があり、

「呼気一酸化炭素濃度」や体重、血圧なども計測します。

 

料金は受診料と処方薬料金を合わせても、

月に4~5千円前後だったと記憶しています。

 

禁煙手帳に書いてありましたが、

最後まで禁煙治療を完了した人の禁煙成功率は49.1%なのだそうです。

 

禁煙成功率が書かれている禁煙手帳の個所の写真

禁煙手帳に書かれている成功率

 

ちなみに、この禁煙成功率は、

禁煙治療完了後の9ヶ月後も禁煙している人の割合だそうです。

 

3ヶ月というちょっと長丁場になりますが、

禁煙したいと思っている方は禁煙外来に挑戦してみてはいかがでしょう。

 

喫煙は新型コロナウイルス感染による重症化の要因の一つとも言われていますので、

第2波が予想される秋冬までに禁煙にチャレンジしてみても良いのではないでしょうか。


今日の岩木山

今日は快晴。
気温も30度近くまで上がっていました。
急に気温が高くなるとアラカンのおっちゃんの体にはキツイです(^^;
明日はもっと気温が上がるとか。
真夏日になると予報が出てます。
若かったころは暑いの大歓迎でしたが…。

2020年6月9日の岩木山の写真

2020年6月9日の岩木山